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“採用にも効く”SNS発信の始め方

2025年11月13日

採用にも効く”SNS発信の始め方

多くの企業がSNS発信を始める理由は、「見込み客を集める」ためです。

ですが、実はSNS発信は、採用にも圧倒的に効くのです。

それも、採用ページとは全く異なる角度で。

採用ページは、「企業が見てほしい情報」を、一方的に発信します。

対して、SNS発信は、「等身大の企業の声」が続きます。

営業の現場から、「こういう顧客課題を受けました」という投稿。

新人から、「入社して3ヶ月、こう成長しました」というコメント。

そうした「リアルな情報」が、採用応募者には非常に響くのです。

特に、LinkedInとX(ツイッター)の使い分けが重要です。

今回は、採用を視点にした「SNS発信の始め方」についてお伝えします。

1. 採用応募者が、実は企業のSNS を見ている

まず、知っておくべき事実があります。

採用応募を考えている人は、企業のSNS をチェックしているのです。

特に:

✅ LinkedInで企業をフォローして、「どんな発信をしているか」を見る ✅ Twitterで企業のつぶやきを見て、「会社の雰囲気」を判断する ✅ YouTubeで企業チャンネルを見て、「社員の様子」を確認する

つまり、採用ページだけではなく、SNS全体が「採用ブランド」を形作っているのです。

なのに、多くの企業は「SNS は営業向け」と考えて、採用視点を入れていません。

2. LinkedInとX、採用を視点にした使い分け

では、LinkedInとX、それぞれをどう使い分けるか。

LinkedIn の場合:

  • 対象者:採用応募者の中でも、「キャリアを真摯に考えている人」
  • 発信内容:企業の戦略、チームの成長、専門的な知見
  • 効果:「この企業で、成長できるんだ」という確信を与える

例投稿: 「新入社員が3ヶ月で、一人で営業を担当するようになりました。ウチが大事にしていることは、『現場での経験』と『先輩のサポート』です。」

X(ツイッター)の場合:

  • 対象者:採用応募者の中でも、「職場の雰囲気を重視する人」
  • 発信内容:日々の気づき、職場の工夫、社員の素の表情
  • 効果:「この企業って、アットホームなんだ」という共感を与える

例投稿: 「今日、新人の営業が初商談成約!顔が輝いてた。『なぜ成約できたんですか』って聞いたら『先輩のアドバイスを思い出して』だって。こういう成長が見れるから、営業やめられません」

3. 「採用に効くSNS発信」の内容フレームワーク

では、実際に「採用に効くSNS発信」は、何を投稿すればいいのか。

フレームワークをお示しします:

新人育成の工夫系

「新人が3ヶ月でこんなに成長できる理由」

→ 応募者が見ると「ここなら育成してくれるんだ」と安心

チーム文化系

「ウチのチームのユニークなところ」

→ 応募者が見ると「こういう人と一緒に働けるんだ」と具体化

キャリアパス系

「入社5年で、こんなキャリアを歩める」

→ 応募者が見ると「将来が見えるな」と希望が生まれる

社員の声系

「転職して良かったこと」

→ 応募者が見ると「本音で語ってる」と信頼が高まる

課題解決系

「実は、入社時にこんな課題がありましたが、こう解決しました」

→ 応募者が見ると「課題があっても、サポートしてくれるんだ」と安心

4. SNS発信の実装スケジュール

では、実際にSNS発信を始めるなら、このスケジュールがおすすめです:

月1:準備期間

  • LinkedInページを整備(企業情報、採用方針を明記)
  • Twitterアカウントを整備
  • 「何を発信するか」の方針を、チーム内で共有

月2:試験発信

  • LinkedIn:週1回、会社の戦略や社員紹介を投稿
  • Twitter:週2~3回、日々の気づきや工夫を投稿

月3以降:定期化

  • LinkedIn:週2~3回の定期発信が習慣化
  • Twitter:毎日1回の発信が習慣化

5. 「採用効果」の測定方法

ここで重要なのは、「SNS発信が、採用にどう効いているのか」を測定することです:

✅ 採用応募時に「SNS を見ましたか」と質問する ✅ 面接時に「弊社のSNS でどの投稿が印象的でしたか」と聞く ✅ 入社後に「SNS発信で、企業への理解は深まりましたか」と聞く

こうしたヒアリングを通じて、「どのSNS が採用に効いているのか」を把握できるのです。

6. 「営業」と「採用」の両方に効くSNS活用

最後に、重要な視点。

実は、SNS発信は「営業」と「採用」の両方に効くのです。

営業見込み客も、企業のSNS を見ています。

「この企業、毎週、こういう発信をしている」

「こういう工夫をしている」

その情報が、営業信頼度を高めるのです。

同時に、採用応募者も、同じSNS を見ています。

つまり、「1本のSNS投稿」が、営業と採用の両方に効くのです。

その効率性を理解することが、SNS発信への投資判断を変えるのです。

【まとめ】

SNS発信は、「営業」だけでなく「採用」も視点に

多くの企業がSNS発信を営業向けだけで設計しています。

でも、本当は、採用応募者も、企業のSNS をチェックしているのです。

その視点を入れるだけで、SNS発信の効果は倍増します。

「採用も視点に入れたSNS発信を始めたいけど、何から始めたらいいか分からない」という方へ。 まずは、このフレームワークを参考に、LinkedInとTwitterの発信計画を一緒に立ててみませんか?

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